健康維持

薬剤師が解説|ヘンプナッツ(オメガ3・6・9)

健康効果

主な特徴

使用法

注意点

口コミと評価

薬剤師が解説

ヘンプナッツ(オメガ3・6・9)

「良質な脂とたんぱく質」を一緒に補える、毎日の食事向き素材

脂質の質を見直したい方へ

「脂はできるだけ控えたほうがいい」そう考えている方は少なくありません。

ですが薬剤師の立場から見ると、大切なのは「脂の量」より「脂の質」です。

ヘンプナッツ(ヘンプハーツ)は、良質な脂質とたんぱく質を、食品として自然に摂れる素材です。

ヘンプナッツって何?

ヘンプナッツは、麻の実(ヘンプシード)の殻を取り除いた中身の部分です。

主な特徴

  • オメガ3・6・9脂肪酸を含む
  • 植物性たんぱく質を含む
  • 食物繊維やミネラルも自然に含まれる

補足

※大麻成分(THC)を含むものではありません。

脂質の「バランス」を意識したい方に

現代の食生活では、オメガ6脂肪酸が多くなりがちです。

ヘンプナッツは、オメガ3・6・9をバランスよく含む食品として知られており、脂質の偏りを見直すきっかけになります。

補足

※脂質の働きを補助するという意味であり、病気の治療を目的とするものではありません。

たんぱく質も一緒に摂れるのが特徴

ヘンプナッツは脂質だけでなく、植物性たんぱく質も含む食品です。

そのため、

  • 食事量が少ない
  • 朝食が軽くなりがち
  • 間食を栄養のあるものにしたい

といった方が、おやつ代わりや食事のトッピングとして取り入れることもあります。

食品だからこそ、続けやすい

サプリメントと違い、ヘンプナッツは食品です。

サラダにかける
ヨーグルトに混ぜる
スープにトッピング
ご飯にトッピング

日常の食事に自然に組み込めるのが魅力です。

摂りすぎた場合の注意点

体に良い脂質でも、摂りすぎには注意が必要です。

  • カロリーが高くなりやすい
  • 胃もたれ
  • 下痢やお腹の張り

「少量を毎日」が基本です。

飲み合わせ・併用時の考え方

食品のため、薬との直接的な相互作用はほとんどありません。

ただし、

  • オメガ3系サプリを併用している
  • 脂質制限がある

場合は、脂質の総量を意識しましょう。

取り入れ方の一例

1

小さじ1〜大さじ1程度

2

毎日の食事に少しずつ

3

食事の質を整える意識で

「健康のために大量に食べる」より、食事の質を整える意識が大切です。

薬剤師からのまとめ

  • ヘンプナッツは良質な脂とたんぱく質を含む食品
  • オメガ3・6・9をバランスよく摂れる
  • 食事に取り入れやすく続けやすい
  • カロリーや摂りすぎには注意
  • 食品として日常の延長で考える

脂質は、敵ではなく使い方が大切な栄養素です。

「今の食事、脂の質はどうかな?」そんな視点で、ヘンプナッツを取り入れてみてください。